練馬区上石神井
戸建ての小さなアリ被害の駆除事例
お客様からのご相談内容
3年前からキッチンで小さな黒いアリを数匹見かけていましたが、最初の1〜2年は市販のスプレーで都度駆除していました。「これで大丈夫だろう」と思っていたところ、3年目の夏に状況が一変し、突然100匹以上の黒アリが壁やカウンターに大発生。市販薬の限界を悟り、根本的な駆除を求めてご依頼いただきました。
徹底調査
室内のキッチン周辺の巾木でアリの徘徊とフェロモンルートを確認後、建物外周と床下を徹底調査しました。その結果、室内のアリと同じ種類の活動ルートが以下のように判明しました。
- 隣の家からのルート:1本
- ベランダ側の巣へのルート:2か所
- 玄関前のルート:1本
調査の結果、アリの巣が一ヶ所にどまらず、複数の巣が連携した広範囲なコロニーを形成していることが特定されました。

作業内容
再発防止を含めた根本的な駆除を行うため、バリア薬剤による一時的な処置ではなく、連鎖効果のある遅効性薬剤を使用した、以下の二段構えの作業を実施しました。
1. 室内:壁内に潜む巣への集中攻撃(ULV処理)
- アリの通り道に対して ULV(超微量噴霧)処理を実施。
- 巾木や窓枠などの侵入経路、発生室内および隣接する廊下部分に遅効性薬剤を散布。
- これにより、目視できない壁内に巣が形成されている場合にも薬剤が届く処理を行いました。
2. 外周:ネットワークの活動停止と封鎖
- 建物外周全体および基礎周りにも、室内同様の遅効性薬剤を全面散布。
- 外周に確認されたアリの通り道へ透明ジェル状の毒餌剤を設置し、巣の完全根絶を促しました。
お客様には、遅効性薬剤の特性上、アリが巣に薬剤を持ち帰る時間が必要なため、巣の完全駆除までに約10~14日を要する旨をご説明し、ご理解いただいた上で作業を完了しました。
お客様の声
調査の際には発生原因や侵入経路をていねいに説明してくださり、「表面的な駆除だけでは再発する可能性が高い」とのことで、巣ごと根本的に駆除できる遅効性の薬剤を使った方法をご提案いただきました。作業中も状況を都度説明しながら進めてくださったので安心できました。
室内だけでなく外周までしっかり処理していただき、ジェル状の毒餌をアリの通り道に設置した後は、数日でアリの数がみるみる減っていきました。作業前に「完全駆除までは10日~14日ほどかかります」と説明を受けていましたが、実際に日に日に効果が出ているのが確認でき、安心して過ごせるようになりました。
担当の方の対応も丁寧で、質問にもわかりやすく答えていただき、とても信頼できる業者さんだと感じました。自分たちで対処しても解決しなかったアリの被害がここまで改善するとは思っていなかったので、本当にお願いして良かったです。
駆除の詳細
- 駆除費用:98,000円(税込み)再発保証プラン
- 建物:戸建て
- アリの種類:ルリアリ
- 施工時間:2時間程度




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