お客様からのご相談内容
品川区内の戸建て住宅にお住まいのお客様より、「和室で寝起きしている家族が体に赤い刺し跡とかゆみを訴えており、寝具やベッドフレーム周辺で小さな黒い点状の汚れと白い小さな粒を発見した。トコジラミではないかと心配なので、調査・駆除をしてほしい」とご相談いただきました。
トコジラミは夜行性で日中は家具の隙間・木材の継ぎ目・畳の縁などの狭所に潜伏するため、刺し跡などで被害が表面化したときには既に繁殖が進行しているケースが多い害虫です。和室は畳・襖・押入れなどトコジラミが潜伏しやすい構造を多く持つため、室内全体に薬剤を行き渡らせる施工が必要と判断し、ULV(超微粒子)空間噴霧によるトコジラミ駆除をご依頼いただきました。
徹底調査と状況把握
- 被害状況: 和室の寝具周辺・木製ベッドフレームの脚部・畳の縁・押入れ内部などを中心に調査を実施。木製フレームの角部・継ぎ目部分にトコジラミの卵(白色で1mm程度の楕円形)と血糞(黒褐色の点状排泄物)が密集して付着している状況を確認しました。卵と血糞が同一箇所に多数確認されたことから、すでに繁殖が進行している段階と判断しました。
- 原因の特定: 木製ベッドフレームの脚部に卵塊と血糞が集中しており、その付近が長期間トコジラミの潜伏・産卵場所として機能していたと推定されます。発生の起点は、お客様や来訪者の衣類・荷物への付着による持ち込みが最も可能性が高いと判断しました。和室の畳の隙間・襖の溝・押入れ内部など、目視では確認しづらい潜伏場所への拡散も想定する必要がありました。
- 状況判断: 卵・幼虫・成虫すべてを対象とした処理が必要であり、和室特有の畳の隙間・襖の溝・木材の継ぎ目など、通常のスプレーでは届かない狭所まで薬剤を行き渡らせるため、ULV(Ultra Low Volume:超微粒子)空間噴霧による処理を選定しました。あわせて、卵塊と血糞の付着箇所は薬剤処理後に物理的に除去する施工プランを立案しました。
施工写真



施工内容
① ULV(超微粒子)空間噴霧によるトコジラミ駆除
ULV(Ultra Low Volume:超微粒子)は、薬剤を粒子径10〜20ミクロン程度まで微細化して空間に噴霧する施工方法です。粒子サイズが極めて小さいため、畳の隙間・襖の溝・木材の継ぎ目・家具の細部・コンセント周辺など、トコジラミが潜伏する狭所まで薬剤が行き渡ります。
トコジラミは光を嫌い、家具の隙間・縫い目・壁際など「体が密着できる狭所」に潜伏する習性があるため、目視で確認できない場所にも薬剤を確実に届けることが駆除成否の鍵となります。通常の局所散布では届かない範囲をカバーできるのがULV空間噴霧の最大の強みです。
② 卵塊・血糞付着箇所の物理除去
木製ベッドフレームに付着していたトコジラミの卵塊と血糞は、薬剤処理後に物理的に除去しました。トコジラミの卵は固い殻で守られており、成虫に効く薬剤が必ずしも卵には十分作用しないため、見える範囲の卵塊を物理的に取り除くことが孵化による再発を防ぐ重要な工程です。
血糞は卵塊の所在を示す重要なサインでもあるため、血糞の付着パターンから潜伏箇所を特定し、ピンポイントで処理を行いました。
③ 和室特有の潜伏箇所への重点処理
和室は畳の縁・襖の溝・押入れ内部・敷居の隙間など、トコジラミの潜伏場所となりうる構造を多く持つ空間です。これらの箇所に対してもULV噴霧と局所処理を組み合わせて薬剤を行き渡らせ、見えない場所に潜む個体への処理を徹底しました。
お客様からの声
最初はただのかゆみだと思っていたのですが、和室で寝た翌朝だけ刺し跡ができていることに気づいて、初めてトコジラミだと分かりました。卵まで付着していたと聞いて鳥肌が立ちましたが、薬剤の散布だけでなく卵もしっかり取り除いてもらえたので安心できました。施工後は刺されることもなくなり、和室でゆっくり眠れるようになりました。
駆除の詳細
| 費用 | 44,000円(税込) |
| 対象 | トコジラミ(成虫・幼虫・卵) |
| 施工場所 | 品川区東大崎・戸建て住宅(和室1部屋) |
| 施工内容 | ULV(超微粒子)空間噴霧、卵塊・血糞の物理除去 |
| 施工日 | 2026年5月2日 |
品川区でのトコジラミ駆除や害虫駆除に関する詳細はこちらをご覧ください
プロの独り言
ULV空間噴霧が和室のトコジラミに有効な理由
ULV空間噴霧は、薬剤を超微粒子化して空間全体に行き渡らせる施工方法です。粒子径が10〜20ミクロン程度と極めて小さいため、通常のスプレー散布では薬剤が届かない畳の隙間・襖の溝・木材の継ぎ目・押入れの奥といった狭所にも入り込みます。
トコジラミは「狭くて体が密着できる場所」に潜伏する習性があるため、薬剤を狭所に届けることが駆除の成否を決めます。和室のように潜伏可能な隙間が多い空間ほど、ULV空間噴霧の優位性が発揮されます。
「卵」を意識した駆除がトコジラミ対策のカギ
トコジラミの駆除で最も難しいのは卵への対応です。卵は固い殻に守られており、成虫に効く薬剤でも卵までは十分に作用しないことが多く、施工後に孵化した幼虫から再発するケースが少なくありません。
そのため、見える範囲の卵塊は物理的な除去することが再発防止につながります。「血糞(黒褐色の点状の汚れ)が密集している場所」は卵塊が近くにあるサインなので、血糞のパターンを手がかりに卵を見つけ出すことが重要です。
「黒い点」と「白い粒」を見つけたら早めの相談を
トコジラミは1匹の雌から爆発的に増殖する害虫で、発見が遅れるほど被害範囲も施工費用も拡大します。「ベッド周辺で黒い点状の汚れ(血糞)を見つけた」「白い小さな粒(卵)が付着している」「家族に原因不明の赤い刺し跡が出ている」といった初期サインを見逃さず、早期に専門業者に相談することが被害を最小化する最も確実な方法です。
また、トコジラミは衣類・荷物・中古家具などへの付着で持ち込まれるケースが多いため、旅行先・宿泊施設・古道具などで気になる兆候があった場合は、自宅に持ち込む前に十分に確認することをおすすめします。



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