お客様からのご相談内容
足立区鹿浜にお住まいのお客様より、「今日、家の中に1000匹以上のアリが一斉に大量発生した。どこから来ているのか確認してほしい」と緊急のご依頼をいただきました。室内に大量のアリが侵入した原因として、ウッドデッキに落とした食べ物にアリが群がり、その後室内へ流入したのがきっかけとのこと。早急な発生源の特定と根本駆除をご依頼いただきました。
徹底調査と状況把握
- 被害状況:玄関横の植栽の根元に大型のコロニー(巣)を確認。道路側の基礎全体に大量のアリが活動しており、建物裏側にも個体が散見されました。ウッドデッキに落ちた食べ物がトリガーとなり、外で活動していた大量の個体が食料源を追って室内に一斉侵入した状態でした。
- 原因の特定:玄関横の植栽の根元・土中に大きな巣が形成されており、そこを拠点として基礎周り全体に活動が広がっていました。建物と地面の境目・コンクリートの継ぎ目が移動経路として利用されていました。
- 状況判断:巣の規模が大きく個体数が多いため、ベイト剤のみでは追いつかないと判断。ベイト剤は巣の周辺に設置して拡散防止・誘引駆除に活用しながら、メインは遅効性薬剤の建物周り全面散布で巣の完全駆除と再発防止を実施しました。
施工写真




施工内容
① ベイト剤の設置(拡散防止・誘引駆除)
巣の周辺・アリの移動経路上のコンクリートの継ぎ目に業務用ベイト剤を設置。摂食した個体が巣へ持ち帰ることで女王アリを含むコロニー内部へ毒を伝播させます。また室内への拡散を引き止める誘引効果も兼ねており、薬剤散布との組み合わせでより高い効果を発揮します。
② 遅効性薬剤の建物周り全面散布(メイン施工)
今回のメイン施工として、連鎖効果のある遅効性薬剤を建物周り全面に散布しました。遅効性薬剤は即効的に個体を駆除するのではなく、薬剤に触れた個体が一定時間後に死亡するまでの間、仲間との接触・エサの受け渡しを通じて巣全体に毒が広がる設計です。植栽の根元・基礎周辺・コンクリートの継ぎ目など、アリが通過するすべての経路に散布することで、個体数が多い大型コロニーも段階的に根絶します。巣を完全に根絶することで再発防止効果も高く、翌シーズンの再繁殖を抑制します。
お客様からの声
家の中に何百匹というアリが突然現れて、本当に驚きました。電話から15分ほどで駆けつけてもらえて、原因の場所も見せてもらえたので納得できました。玄関横の木の根元に巣があるとは思ってもいなかったです。
駆除の詳細
| 費用 | 80,000円(税込) |
| 対象 | クロアリ(大型コロニー) |
| 施工場所 | 足立区鹿浜・戸建て住宅(植栽・建物外周全面・基礎周辺) |
| 施工内容 | ベイト剤の設置(拡散防止・誘引駆除)、遅効性薬剤の建物周り全面散布 |
| 施工日 | 2026年8月1日 |
プロの独り言
「食べ物を落としたら室内に大量侵入」これはアリの習性通りの動き
今回のように「ウッドデッキに食べ物を落としたらアリが室内に入ってきた」というケースは、アリの習性を理解するとまったく不思議ではありません。アリは常に食料を探して活動しており、食料を見つけた個体は仲間にフェロモンで「ここに餌がある」と伝えます。外にいた大量の個体が一斉に反応し、食料のあった場所(室内)を目指して流入したのが今回の大量発生の正体です。「突然室内に大量のアリが出た」という場合、外で食べ物を扱ったことが原因のケースが非常に多いです。
なぜ弊社はベイト剤をメインにしないのか
ベイト剤(毒餌)は「アリが食べてくれれば」という条件が必要です。個体によっては食いつきが悪い種・状況があり、コロニーの規模が大きければ大量のベイト剤が必要になります。また食い尽くされれば補充が必要で、時間と費用がかかり続けます。今回のような大型コロニー案件では、ベイト剤はあくまで拡散防止・誘引のサブとして活用し、建物周り全面への遅効性薬剤散布をメインとすることで、個体数に左右されない確実な根絶と再発防止を実現しています。
植栽・庭木の根元はアリの「一等地」
今回の巣が作られていた植栽の根元は、アリにとって非常に好都合な環境です。根が張り巡らされた土の中は空洞が多く巣穴を掘りやすく、雨水が流れにくく湿度も安定しています。また根の近くには分解中の有機物も多く、餌も豊富です。「庭に植栽や庭木がある」「プランターを置いている」という戸建て・マンションでは、毎年夏になるとアリが発生するという方が多いですが、そのほとんどが植栽周辺を確認すると巣が見つかります。
東京都でのアリ駆除・大型コロニーの対応に関する詳細はこちらをご覧ください


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