家でゴキブリをよく見かけるけれど、どこから出てくるのかわからなくて困っていませんか?実は、ゴキブリが頻繁に出る場合や幼虫が発生している場合、その近くに「巣」がある可能性が高いです。
ゴキブリの巣をそのまま放置しておくと、どんどん繁殖してしまうことも。本記事では、プロがゴキブリの巣の効果的な駆除方法、再発を防ぐポイントまで詳しく解説します。この方法で、ゴキブリの悩みを根本から解決しましょう!
*この先ゴキブリの巣の写真あり
ゴキブリの巣の実態
ゴキブリの「巣」はアリやハチのような物理的な巣ではなく、ゴキブリが集まる場所を指します。その形成において重要なのが「フンに含まれる集合フェロモン」です。このフェロモンが他のゴキブリを誘引し、結果としてその場所が巣として機能します。
以下の写真のような場所がゴキブリの巣と呼ばれるものです。
画像が荒くてわかりにくいですが、少し大きな物がチャバネゴキブリです。その周りにある小さな点は全てゴキブリのフンです。
ゴキブリの巣になりやすい場所の条件
高温多湿で暗く、エサや水が近くにある場所が好まれます。さらに以下のような場所がゴキブリの巣となりやすいです。
- 冷蔵庫や電子レンジなど発熱する家電の下
- キッチン、洗面台などの水周り周辺
- 段ボールの中
- エアコン内部
- ゴミ箱の周辺
ゴキブリの巣の駆除方法
ゴキブリの巣を駆除するのに効果的な方法をご紹介します。
毒餌の使用(ベイト剤)
ゴキブリの巣を駆除するには毒餌を使用するのが最も効果的です。
毒餌には連鎖効果があり、ゴキブリが毒餌を食べることで、その毒が体内に残ります。さらに、卵を持つゴキブリが毒餌を摂取すると、その毒が卵にも影響し、孵化する前に駆除を行えます。
また、ゴキブリは雑食性で、仲間の死骸を食べる習性があります。そのため、毒餌を摂取したゴキブリが巣で死ぬと、その死骸が他のゴキブリの餌となり、毒が拡散されます。この連鎖的な効果によって、巣全体を効率的に駆除することが可能です。
- キッチン周辺:シンク下や調理台の隙間など、食べ物や水がある場所。
- 冷蔵庫や電子レンジの裏:温かく暗い環境を好むゴキブリが潜みやすい場所。
- 食器棚の下や隙間:食べ物の匂いが残りやすく、ゴキブリが集まりやすい。
- 浴室や洗面所の排水口周辺:湿気が多く、ゴキブリの好む環境。
- 玄関や窓の近く:外部からの侵入経路となる場所。
くん煙剤
くん煙剤は部屋全体に薬剤を行き渡らせて現在発生しているゴキブリを一掃することが可能です。
ただし、硬い殻で覆われている卵(卵鞘・らんしょう)には効果がありません。薬剤が中に浸透せず、孵化を防ぐことができないからです。そのため、卵から新たなゴキブリが発生し、問題が再発するリスクがあります。
さらに、くん煙剤を使用すると、部屋に設置している毒餌にも薬剤が付着する可能性があり、毒餌に薬剤の成分が付くと、ゴキブリが毒餌を避けるようになり、喫食率(食べる可能性)が低下してしまうのです。このため、くん煙剤の使用には注意を払い、使用する場合には毒餌を設置する前に行うか、毒餌を一旦撤去することが重要です。
さらに詳しい駆除方法はこちらをご覧ください。
ゴキブリ駆除の業者に依頼するタイミング
ゴキブリの巣の駆除は自分で対応できる場合もありますが、以下のような状況では専門業者に依頼することを検討するのが最も効果的です。
駆除しても再発する場合
自分で毒餌やくん煙剤を使って駆除しても、数日後や数週間後に再びゴキブリが現れる場合には駆除の方法が間違っているか、市販薬では駆除できない被害レベルに達している可能性が高いため、プロに早めの相談を検討しましょう。
大量発生してる場合
家中でゴキブリを頻繁に見かける、または一度に複数のゴキブリが現れるなど、大量発生している場合、市販薬での対処には限界があります。被害が広範囲に及ぶ前に、すぐに業者へ依頼することで効率的に解決できます。
まとめ
ゴキブリの巣は、フンに含まれるフェロモンで形成される集合場所で、一度形成されると繁殖が進み被害が拡大します。巣を根本から駆除するには、市販薬だけでは限界があり、プロのサポートが必要です。
弊社では、ゴキブリの巣を徹底的に調査・駆除し、再発防止の対策までワンストップでご提供します。経験豊富なスタッフが最新の機材と薬剤を駆使し、巣ごと完全に根絶をお約束します。
もし、ゴキブリの巣や大量発生でお困りの場合は、ぜひジャパンレスキューサービスにご相談ください。無料のお見積りで安心してご利用いただけます。今すぐお問い合わせを!
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