害虫相談の6割が当日駆除希望
2026年9月にジャパンレスキューサービス(JRS)へ寄せられた害虫・害獣の相談内容を分析しました。秋の気配が感じられる中、夏の害虫と秋特有のトラブルが混在する時期となりました。
2026年9月の害虫相談データのポイント
- 2026年9月にJRSへ寄せられた害虫・害獣の相談では、当日中の駆除を希望される方が61.8%に達し、緊急性の高い依頼が多い傾向が見られました。
- 2026年9月にJRSへ寄せられた相談では、アリとゴキブリが合計で56.4%と半数以上を占め、秋になっても屋内での害虫トラブルが続いています。
- 2026年9月のJRSへの相談では、雨の翌日は相談が28%増加する傾向が見られ、降水量が平年の310%に達した天候との相関が考えられます。
2026年9月に多かった害虫・害獣の相談は?
害虫・害獣別の相談の割合
| 害虫・害獣 | 相談全体に占める割合 |
|---|---|
| アリ | 29.1% |
| ゴキブリ | 27.3% |
| その他 | 14.5% |
| ネズミ | 10.9% |
| ヘビ | 7.3% |
| トコジラミ | 3.6% |
| シロアリ | 1.8% |
| コウモリ | 1.8% |
| クモ | 1.8% |
| ハチ | 1.8% |
前月からの変化と傾向
2026年9月のJRSへの相談では、アリが29.1%、ゴキブリが27.3%と、この2種類で半数以上を占めました。前月の8月と比較するとアリの割合が約10ポイント減少した一方、ゴキブリは約5ポイント増加しています。ヘビの相談も7.3%と一定数あり、9月になっても暖かい日が続いたことが影響した可能性があります。トコジラミやネズミの相談も1割程度見られ、秋に向けて屋内での害虫・害獣トラブルが増える傾向が見られました。
天気や気温で害虫の相談は増える?
2026年9月の東京の天気
| 項目 | 2026年9月(東京) |
|---|---|
| 平均気温 | 22.7℃(平年差 -0.6℃) |
| 降水量 | 平年の310%(雨の日 20日) |
| 真夏日(30℃以上) | 6日 |
雨・気温と相談数の関係
| 比較 | 1日あたりの相談数 |
|---|---|
| 雨の日(降らなかった日と比べて) | -12% |
| 雨の翌日(それ以外の日と比べて) | +28% |
| 気温が高い日(低い日と比べて) | +29% |
害虫ごとの「相談があった日」の気温
| 害虫・害獣 | 相談があった日の平均最高気温 |
|---|---|
| ヘビ | 28.2℃ |
| アリ | 26.2℃ |
| ゴキブリ | 25.5℃ |
| ネズミ | 23℃ |
データから考えられること
2026年9月のJRSへの相談では、平均気温が平年より0.6℃低く22.7℃、降水量は平年の310%と雨の多い月でした。雨の翌日は相談が28%増加する傾向が見られ、雨によって屋外にいた害虫が屋内へ避難してくることや、湿度の上昇がゴキブリなどの活動を活発にすることが影響した可能性があります。一方、最高気温と相談数の相関係数は0.04とほぼ関係が見られず、9月の気温帯では温度よりも降雨が相談数に影響を与えた可能性が考えられます。害虫別に見ると、ヘビの相談があった日の平均最高気温は28.2℃と月平均より2.1℃高く、暖かい日にヘビの活動が活発になる傾向が見られました。
※1日あたりの相談数を比べたものです。天気と相談数には関係が見られても、天気が直接の原因とは限りません。
害虫の相談が多い時間帯は?
時間帯別の相談の割合
| 時間帯 | 割合 |
|---|---|
| 深夜・早朝(0〜6時) | 5.5% |
| 朝(6〜9時) | 16.4% |
| 午前(9〜12時) | 10.9% |
| 昼(12〜15時) | 16.4% |
| 夕方(15〜18時) | 18.2% |
| 夜(18〜22時) | 27.3% |
| 深夜(22〜24時) | 5.5% |
時間帯・曜日の傾向
2026年9月のJRSへの相談では、夜18〜22時の時間帯が27.3%と最も多く、夕方15〜18時の18.2%と合わせると、帰宅後の時間帯で約半数を占めました。深夜・早朝(0〜6時)と深夜(22〜24時)を合わせた深夜帯は10.9%で、当日中の駆除を希望される方は61.8%に達しました。
害虫の相談が多かった地域は?
都道府県別の相談の割合
| 都道府県 | 割合 |
|---|---|
| 東京都 | 56.4% |
| 千葉県 | 16.4% |
| 埼玉県 | 14.5% |
| 神奈川県 | 7.3% |
| 愛知県 | 3.6% |
| 静岡県 | 1.8% |
2026年9月のJRSへの相談では、東京都が56.4%と半数以上を占め、千葉県16.4%、埼玉県14.5%と続き、首都圏で9割近くとなりました。
2026年9月の害虫駆除の費用はいくらだった?
害虫・害獣別の費用の目安
| 害虫・害獣 | 実際の施工費用の中心帯(税込) |
|---|---|
| ゴキブリ | 17,000円〜35,000円 |
| その他 | 51,000円〜51,000円 |
| アリ | 39,000円〜73,000円 |
2026年9月のJRSでの料金相場は、ゴキブリ駆除が17,000〜35,000円、アリ駆除が39,000〜73,000円でした。作業内容や建物の状況により幅がありますので、まずは現地調査とお見積りをご依頼ください。
※JRSで施工が完了した案件の費用を集計したものです。被害の範囲や建物により費用は変わります。現地調査・お見積りは無料です。
実際にあったご相談と、プロの回答
相談1:引っ越し後のゴキブリ対策
【ご相談】引っ越して2週間ほどですが、小さいゴキブリが何度も出ます。駆除だけでなく、侵入経路の特定や封鎖、卵の有無も確認してほしいのですが可能でしょうか。
【回答】引っ越し直後に小さいゴキブリが出る場合、前の居住者が残した卵が孵化している可能性や、建物の構造的な侵入口から入り込んでいる可能性があります。専門業者による調査では、キッチン・洗面所の配管周り、エアコンのドレンホース、玄関ドアの隙間など、侵入経路になりやすい箇所を重点的にチェックします。侵入口の封鎖、卵や幼虫の駆除、成虫への薬剤処理を組み合わせた総合的な対策が効果的です。早めの対処で繁殖を防ぐことが重要です。
相談2:アリの行列が消えた後の不安
【ご相談】以前アリの行列が出て隙間をパテで塞いだら見なくなりましたが、最近は外の巣にもアリの姿が見えなくなりました。壁の中に巣を作られていないか心配です。
【回答】外のアリの巣が見えなくなった場合、巣ごと移動した可能性と、壁内など見えない場所に新たな巣を作った可能性の両方が考えられます。壁内に巣がある場合、壁を叩いたときの音の違いや、特定の場所から頻繁にアリが出入りする様子で判断できることがあります。専門業者は、アリの種類の特定、行動パターンの観察、建物構造の確認により巣の位置を推定し、適切な駆除方法を提案します。不安な場合は、アリが再び見えるようになる前に調査を依頼することをお勧めします。
相談3:トコジラミかもしれない虫刺され
【ご相談】最近、体に虫刺されのような跡が増えていますが、虫自体は見つけていません。トコジラミかどうか調査してもらえますか。
【回答】トコジラミの被害は、虫本体を見つける前に刺され跡で気づくケースが多くあります。専門業者の調査では、ベッドや寝具の縫い目、マットレスの裏、ベッドフレームの隙間、壁の額縁の裏などをルーペで確認し、トコジラミ本体、脱皮殻、黒い糞の痕跡を探します。リクライニングチェアなど布製家具で就寝されている場合は、その継ぎ目や裏側も重点的に調査します。早期発見できれば被害の拡大を防げますので、疑わしい場合は早めの調査をお勧めします。
相談4:車内に発生したアリの駆除
【ご相談】車内にアリが大量発生しました。車内清掃後も外側のパッキンから出入りしているようです。車の中の巣を駆除できますか。
【回答】車内のアリは、食べこぼしに誘引されて侵入し、シートの下やドアパネル内部などに巣を作るケースがあります。車両の駆除では、内装を傷めない薬剤の選定、電子機器への影響を考慮した施工、侵入口となるゴムパッキンやドアの隙間の処理が必要です。清掃後も活動が続いている場合、車体のどこかに巣が残っている可能性が高いため、専門業者による詳細な調査と駆除をお勧めします。駆除後は車内を清潔に保ち、定期的に掃除機をかけることで再発を防げます。
相談5:ネズミの死骸が見つからない
【ご相談】屋根裏でネズミが死んで腐敗臭がしますが、既存の点検口からは見えません。他の業者にはトラップ設置だけで対処してもらえませんでした。
【回答】ネズミの死骸が既存の点検口から見えない位置にある場合、新たな点検口の設置や、内視鏡カメラを使った調査が必要になることがあります。腐敗臭が続く状況を放置すると、衛生面の問題に加えて、臭いに誘引されたハエやウジなど二次的な害虫被害が発生します。専門業者では、建物の構造を理解した上で適切な調査方法を提案し、必要に応じて天井材の一部開口なども含めた対処を行います。難しいケースでも対応可能な業者へご相談ください。
10月に注意したい害虫は?
10月は気温が下がり始め、ゴキブリやハエなどの活動は徐々に落ち着いてくる時期です。一方で、寒さを避けて屋内に侵入しようとするネズミやクモの相談が増える傾向があります。今のうちに、外壁のひび割れ、換気口の網の破れ、配管周りの隙間など、侵入経路になりそうな箇所を点検し、隙間を塞いでおくことが効果的です。また、夏の間に産み付けられたゴキブリの卵が孵化する可能性もあるため、引き続き室内の清潔を保ち、定期的な清掃を心がけましょう。
まとめ
2026年9月は、アリとゴキブリで半数以上を占め、降水量が多かったことが害虫の相談傾向に影響した可能性が見られました。当日中の駆除希望が6割を超えるなど、見つけたらすぐに対処したいという緊急性の高い相談が多い傾向にあります。害虫・害獣でお困りの際は、市販の薬剤で様子を見るよりも、早めに専門業者へ相談することで被害の拡大を防ぐことができます。
調査概要
調査の条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査期間 | 2026年9月(1か月間) |
| 対象 | ジャパンレスキューサービス(JRS)に寄せられた害虫・害獣駆除に関するお電話・LINEでのご相談 |
| 対象地域 | 関東・東海・関西のJRS対応エリア |
| 集計方法 | 相談内容を害虫・害獣の種類別、時間帯別、地域別に集計し、割合で表示 |
| 気象データ | 気象庁「過去の気象データ」(東京)を加工して作成 |
このデータの引用について
この記事のデータは、出典として「ジャパンレスキューサービス(JRS)」と本ページへのリンクを記載いただければ、報道・ブログ等で自由にご引用いただけます。
- 害虫駆除の対応エリア一覧はこちらをご覧ください
※この記事は、2026年9月にJRSへ寄せられたお電話・LINEでのご相談(ご依頼に至らなかったご相談を含む)をもとに、個人が特定されない形でまとめています。



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